14年前私は一人暮らしをしていました。寂しがり屋の私は、たまらなくなり、犬を飼い始めました。生後間もないポメラニアン。私がイギリスから帰国して人生に悩み、モラトリアムを過ごしていた不安な時期でもありました。私のたどった人生をずっとずっと見ていてくれた愛犬パラオに心から感謝し冥福を祈りたいと思います。今日、小学校から帰ってきた長男にパラオが死んだことをことを話すと初めは信じられない様子でしたが、しばらくして、声を出さずに大粒の涙を流しました。私は、「寂しいね。パラオは私たちに命の大切さを教えてくれた。みんな、いつか死ぬときが来る。その時、良い人生だったと思えるよう命を大切にして一生懸命生きようね。」と抱きしめながら話しました。小さな子どもにも死の重さが分かるのですね。二度と逢えないということが分かるのですね。私たちは愛する者の死を乗り越えて生きていかなくてはならないのですね。